奇跡の再会
奇跡の再会 きっ、君って!
部分ガイドの言葉として、「『無錫の人口は1億人で、日本の秋田美人と並んで美人の産地であり、素肌美人と言われている』と、無錫のみの案内をする美人ガイドが言っていた」と前述した。
2日目の観光は、上海を出発して3時間ほどバスに揺られた後、その無錫から始まった。
バスが一時停止すると「此処からは歌の上手な美人ガイドが案内します」と、メインガイドが言った。
いわゆる、自分の街だけを案内する部分ガイドの出番である。
自分の街だけとは言っても、ここ無錫の人口は1億人である。(*^^*)
このようなパートガイドが数十人いて、公平にシフトを組んで交代でアルバイトをしているのだ。
あの事件以来、日本からの中国ツアーが極端に減り、比例してパートガイドの仕事も減った。
と、メインガイドの施さんは話す。
施さん自身も次の予定が決まっていないという。
パートガイドは、マイクを握ると「陳と申します」と自己紹介した。
NIJIは彼女の顔を見た次の瞬間、頭をハンマーで殴られ体中に稲妻が走るような衝撃を受けた。
えぇ~ッ!
うっそ~!
まっ、まさか!
お~い!
サングラスを取ってみてくれ~!
きっ、君って!
やっぱり、そうか・・・。
あの時の陳さんだよね?
太湖の畔で「無錫旅情」を熱唱した、
自称、無錫・素肌美人の陳さんだよね?
この場所で、2人で写真を撮った
パートガイドの陳さんだよね?
何という事だ!
激減した仕事の中で、しかも何十人ものガイドで仕事を分けているというのに。。。
それなのに、NIJIが観光する、この日の、この時間帯の、このバスに乗り込んで来るとは・・・。
まさに、「奇跡の再会」である。
あの時と同じ場所で、同じアングルから証拠写真を撮ってみた。
まぁ、今回はピッタリくっついちゃって。
右腕が彼女のバ◇トに触れてるぞ~!(^^;)ゞ
それにしても、前回といい、今回といい、まるで打合せでもしたように、服の色がピッタリだ。(*^^*)
再会の確率は、実に『1億分の1』である。
『1億分の1の奇跡』としておいた方が、ロマンチックで楽しいよね。
また何時か、何処かで感動の奇跡が起きるかも知れない。
これだから・・・旅は止められない。d(^-^)
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